考えれば考えるほど、この精神構造はもう修復不可能。
伊達に10年引きこもってなかった。わかる。ずっと前から分かってる。
考えてダメなら考えないでみようとか、とりあえず運動してみようとか、病院にいこうとか、
ありきたりな対処方法は10年という時間の間に一通り試してしまって、もうどうすればいいのか分からない。

それでも、ニート時代は生活を強制するものが無かったから、成功するかどうかはともかく、悩もうと思えば一日中悩めたし、頭を空にしようと思えば一日中空に出来たし、午前午後でそれを分けることも出来た。
同じような毎日を生きてるようで、意外と自律してた。

ところが学校に行き始めると、毎日同じ時間に起きて、同じ時間に電車に乗って同じ時間に学校に行って同じような授業受けて同じ時間に帰ってきて同じ時間に寝る。
最初のうちは色々悩み考えながら生活してたけど、毎日ソレを強制されると、次第に習慣化してくる。そうすると、自分自身が置いてけぼりになって、体だけで毎日の生活を営むようになる。

今自分は明らかに苦悩の真っ只中にいるけど、こうした習慣化した毎日の中では、その苦悩への対処をする時間がない、進歩も後退もない。日々腐っていく自分を、習慣から外れ自律した数時間の間に自覚して、またすぐ習慣の中に引き戻される。その繰り返し。
先の見えない暗闇のトンネルを延々歩いてるような絶望感がある。

学校に行き始めて3ヵ月が経とうとしてるけど、未だに平日に日常感が感じられないというか、自分が学校に通う学生だという実感が持てないのは、10年と3ヵ月の差以外にも、そういうのがあるのかなと思ったりする。
そして、乖離した体と意識がイッチする休日により深い絶望を感じて、それでも、月曜日になると
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こんなんでも、習慣で体だけは学校に行ってしまう。
だから、平日がつらい一方で、休日を過ごすのも怖い。
嫌いなものは最初に食べてしまうタチだから、負債があるうちは娯楽も楽しめず、逃避することも出来ず、
一週間は、習慣と恐怖と絶望だけで回ってる。ニート時代とはまた違ったつらさ。

この一週間をあと何度続ければいいのか。
早く死にたい。